自由ノート
東京・深川 銘木問屋のログブック
2013/09/24
拭き漆
昔むかしの床の間材の塗装は漆を塗っていました。
そして現在は漆塗りも高価な為、ウレタン塗装やラッカー塗装など化学塗料を使い、本来の漆塗りをまねた色合いに仕上た商品が一般化しています。
生地に透けた生漆を塗って拭き取る今で言うワイピング塗装を「拭き漆」といいます。塗り重ねれば濃くなり数回の塗りでは薄く。そして年を重ねるうちに濃く深い色合いになっていきます。
予算はそれなりに必要となりますが拭き漆仕上の床材はとても魅力的です。
ケヤキ単板貼の床板サンプル。
左がウレタン塗装の既製品色
右は拭き漆濃い目仕上げ
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